MSA現役大学生TAスタッフコーナー
『効率よく勉強するための第1歩』
細島敏矢(慶應義塾大学経済学部)受験勉強をしていく上で「効率」というものは非常に重要です。私もそうだったのですが、多くの受験生は「効率のいい勉強」について考えた場合、「勉強の方法としての工夫」ばかりに目を向けてしまいがちといえます。確かにそれも重要なのですが、それよりも“この時期”に重要なことは、勉強の工夫を活かすための勉強時間をより多く確保することの方であると私は考えています。なぜなら、どんなに効率的な勉強法をしっていたとしても、それを実行する時間が足りなければ、結果が伴わない可能性が高いといえるからです。
■■■“本当に”勉強時間を確保できているのか?■■■
勉強の進捗を確かめる上で、ある一定期間の勉強量を設定する「ノルマ型」の計画を立て、どれだけ実行できたかをチェックしていく人や、「この時間帯にはこの科目をやろう」というような「時間割型」の計画を立てて勉強していく人、これらを組み合わせている人など、勉強の進め方には様々なものがあると思います。これらのどの方法にも各々のメリットがありますが、より効率のいい勉強をしたいと思っている人たちに一度確認してみてほしいことは、
【実際に勉強に費やした時間】が【その日の中で最大限であったかどうか】です。
本当は勉強に回すことができる時間を「今はしなくてもいいようなこと」に割いてしまっていることは、自分で思っている以上に多くあることが多いです。たとえそれが意識的なものでなかったとしても、それは非効率的な勉強へと繋がってしまいます。
そこで、次のような方法で「自分の1日」を知るのはどうでしょうか。
■■■実際の自分の勉強状況を知る■■■
ここでは自分自身の1日の生活を知る方法の1つとして、日記のように「細かく記録すること」オススメしたいと思います。それも、勉強以外に使った時間も含めてなるべく詳しくです。朝起きてから夜寝るまで、自分が1日何をしているのか、そして、何にどれだけ時間を使っているのかを知るのです。
記録をとった後でそれを改めて見てみると、まず間違いなく「本来は勉強に費やせた時間」が存在していると思います。例としては「ご飯を食べながら、ダラダラとテレビを見てしまった」などが挙げられるでしょう。
ここで、無駄にしてしまっている時間が1日30分あったとします。そして、本番まで300日間あるとしたら、それはなんと合計150時間にもなってしまいます。もし150時間あったら、どれだけの勉強ができるでしょうか?これは30分と仮定しましたが、もしそれ以上に無駄にしていたら、想像以上のビハインドを抱えていることになるかもしれません。
皆さんも是非この機会に自分の生活をチェックしてみてはいかがでしょうか。
「朝型のすすめ」
慶應義塾大学・細島敏矢(MSA第2期生)春に生活リズムをしっかり確立しよう!
春の間(予備校の授業が始まる前)に受験勉強のための生活のリズムに変えていくと1年間のスタートが上手く行きます!
マスタードシードアカデミーでも「朝の活用」を奨励していますが、どうして朝型が良いのでしょうか?それは、“受験当日”のことを第一に考えると、自ずと答えが出てきます。本番当日は、基本的に午前中から試験が始まります。そして当日は、頭をフル回転できる状態で臨みたいですよね?となると、普段から本番に合わせたリズムで生活していた方が、確実にいいわけです。こういったことを言うと「年末年始頃にリズムを変えればいいんじゃないですか?」と言われますが、これに対する自分の回答は「No!」です。確かに、2〜3週間あれば生活のリズムを変えることは可能だと思います。しかし、それを受験直前期にもっていくことがプラスになると思いますか?
生活のリズムを変えようとする時、始めのうちは“頭がボーっとする”時間がまず間違いなく生じてしまいます。これは、「時差ボケ」と同じことです。学生生活で例えるならば、「長期の休みに夜更かしをし過ぎて、学校が始まってしばらくの間、授業中眠くて仕方がなかった」ということなどが挙げられます。ここからも予測できるように、リズムが数時間ずれるだけでも“ボーっとしてうまく頭が働かない”という経験は、多くの人が持っていると思います。頭が働かない、言い換えれば、勉強を効率的に進めることが難しい時間が生じるわけです。
また、直前期は春頃よりも「もっと集中して勉強したい!」と思うはずです。(もちろん、春も集中して勉強するべきですが・・・)ということは、できるだけ早い段階で生活リズムを確立することで、直前期も“いつも通りのペース(生活リズム)”で集中して勉強でるはずです。これにより、無理にリズムを変えようとして体調を崩す心配もなくなります。
マスタードシードアカデミーでは、朝の時間を活用するために、毎日、早起きして勉強開始前に中澤先生にメールで「今日の予定や抱負」を送る人が少なくありません。そうすることで、だらけそうになったときに「自分の決意」を保つことができるはずです。
「大切な1年、どの予備校・塾で学ぶか」
上智大学・莅戸心平(MSA第3期生)来年、高校三年生になるみなさんへ考えてほしいことがあります。来年はいよいよ大学受験です。おそらく今までの人生の中でも1番重要な時期に差しかかっているといっても過言ではないと思います。その大事な受験を制するうえで『予備校・塾選び』はとても重要な要素であると思います。そんなみなさんに僕の考える予備校選びのポイントをいくつかアドバイスしたいと思います。
ポイントは(1)環境(2)教材(3)講師です。まず、「環境」というのは授業中や自習室、あるいは共に受講している生徒の雰囲気のことです。大きな予備校にありがちなのは自習室で騒いでいたり、生徒同士での傷のなめあいです。やはり授業中や自習室にはそこにいる全員が必死にやるからこそ生まれる緊張感や、足の引っ張り合いなどせず、切磋琢磨できる同志がいたほうがいいと思います。自習室の様子は、通常授業をしているときでないとわからないので、入ってから「こんなにうるさいのか」ということにならないように、その塾や予備校に行っている先輩などに話を聞いてみると良いでしょう。MSAでは自習室でも授業中でも「ひそひそ声」ですら話してはいけないのでとても静かでした。
次に「教材」です。どのような点に注意してほしいかというと、市販で買えるようなレベルのみで構成されているのではなく、最難関を受験しようとしている人に本当に必要なレベルの「一見すると、むずかしそうだなぁ」というくらいのレベルでないと、結局はいつまでも「簡単な段階」から抜け出せません。「いつかできるようになるだろう」だと最難関大学には到達できないものです。「なんとしても克服しなくては!」というような厳しさのある教材が必要です。赤本を見れば全部答えが載っているようなテキストではやる気がなくなりますから、今までのテキストなどをきちんと見せてくれる予備校や塾を選ぶことが大切です。
そして最後は「講師」です。僕が去年、予備校探しのときに思ったことは…自分が本気で取り組めば、それに応えてくれてどこまでも本気で教えてほしいと思いました。もう一つはやはり、どうせやるなら一生役立つ英語を学びたかったので、ネイティブの先生にも添削やリスニングを教えてもらいたいという希望がありました。僕が知る限り、パンフレットに写真が出ているだけではなく、実際に普段の授業にも毎週必ずネイティブの先生が関わっているところはMSAしかないように思います。英作文も日本人の先生とネイティブの先生と2人でダブルチェックしてくれるのは本当にすごいと思いました。1年間ずっとネイティブの先生の授業を受けることができたので、大学に入った今、英語での討論会の司会までまかされるようになったのは、受験で成功したことと同じくらい大きな収穫でした。
以上のことを参考に是非みなさんにとって受験後にも「よかった」と言えるような予備校・塾を選んでください。
「現役生に送る予備校選びの<失敗談>」
慶應義塾大学・高山大吾(MSA第2期生)私は現役時代に大手予備校、浪人時代にMSAに通いました。この経験から、予備校選びの際に、特に注意してほしい3つのポイントを今からお伝えしたいと思います。
◆ 生徒へのサポートがきちんとなされているかどうか
まず、生徒のサポート制度がきちんと整っているかどうかをチェックしていただきたいです。私は現役時代に大手の有名予備校に通いました。その予備校では、生徒の進路指導や勉強のアドバイスを「チューター」と呼ばれる大学生が行っていました。しかし実際はというと、そのチューターはただ進路指導室のイスに座って いるだけで、「こちらから行かないとなにもしてくれない」という状況だったのです。進路指導室への入りにくさと、その大学生たちの雰囲気の悪さに、結局一年間を通して一度も相談する機会がありませんでした。このような状況にならないためにも、その予備校にプロの進路指導員がいるのかどうか。また、大学生であっても積 極的に明るく生徒のサポートをしてくれるのかどうかをきちんと調べておく必要があります。受験時代は精神的にとてもつらい期間です。ですので、暖かく、そして親身になってサポートしてくれる人の存在がなによりもの救いになります。そのような人のいる予備校を是非選んでください。
◆ モチベーションが維持できるかどうか
予備校のラウンジで一日中ダラダラ世間話をする人。予備校の授業が終わったら気分転換という名目ですぐに友達と遊びに行く人。ほんの20分、30分しか自習室で勉強しかしてないのに喫煙所に向かう人。授業中に友達とコソコソ話をしている人。このような受験生がいる予備校が全国にはたくさんあります。実際にこの ような受験生たちは今でも浪人している人や、自分の希望とはかけ離れた大学に進学する人となりました。なによりも、このような人がいることによって予備校の授業や自習室の雰囲気が悪くなります。雰囲気の悪い場所で勉強すると、そこに身をおいている人のモチベーションは自ずと下がってしまいます。逆に、生徒同士が切磋 琢磨できる環境に身をおけば、モチベーションを維持したまま一年間勉強することができます。皆さんにはお互いに切磋琢磨できる予備校に是非行ってほしいのです。ですから、予備校の授業見学には必ず見に行って下さい。
◆ パック講座は怖い
私は現役時代、大手予備校であらゆる講座が入った一年間のパックコースを選択し、受講しました。一見料金も比較的お得に感じますが、実際に授業を受けてみるとその適当さに唖然としました。「○○大学コース」と言っておきながら、「△△大学コース」と合併だったり、同じテキストだったり、英語一つとっても、クラスによって先生の質もレベルに格差があったり、教授方法もお互いに矛盾したり非難し合ったり・・という状況で、結局多くの授業の受講をやめる羽目になりました。しかも、消化 できないほどの授業のコマ数が私に与えられ、授業内容が完全に理解できないまま一年間を終えてしまいました。この失敗をもって感じたことは、「1人の先生を決め、その先生のやり方で一年間を通す。」「自分の取りたい講座を選択して、自分が決めた時間割で勉強する」ということの大切さです。私はこの教訓から浪人時には MSAを選び、着実に偏差値を伸ばすことができました。MSAでおもしろかったのは「○○大学コース」ではなく「最難関大学ならどこでも受かる英語力をつける」という方針で、英文和訳は京大レベル、文法語法は上智・慶應レベル、読解はありとあらゆるジャンルをやることです。だから傾向が全く違った大学を組み合わせて受けても、慶應の文とSFC両方合格とか、ICU対策は何もしていないのにICU合格とか、早慶上智全部合格という人がどんどんでてくるのだと思います。みなさんも、パック・コース講座あるいはそれに似たプランを受講する際には慎重に選んで下さい。
以上、三点が予備校選びの際に注意すべきポイントです。予備校選びは受験の合否に直結します。みなさんの行きたい大学が最難関大学なのであれば、それに見合った勉強のできる予備校を選んでください。
「失敗しない塾・予備校の選び方3つのポイント」
慶應義塾大学・細島敏矢(MSA第2期生)僕が予備校を選ぶ際に重視したポイントはズバリ「授業の質・雰囲気・学費」の3つです。
◆「授業の質(先生)」について
僕は、授業を担当する先生の話を直接聞いて、自分が絶対の信頼をおける先生の授業を受けたいと思っていました。そこで僕の場合、どの先生が授業するのかがわからないようなものは、最初から全て除外して考えました。また、有名な先生だからといって、その授業が自分にとって最善であるとは限りません。なので、候補の予備校には必ず足を運び、説明会に参加したり、体験授業を受けたりしました。本当に自分が実際に習う先生の話を聞けないところは注意してください。
◆「雰囲気(環境)」について
現役時に通った予備校では「本当に受験する気があるの?」という雰囲気の生徒が多く苦い経験をしました。いくら「僕は勉強する!!」と思っていたとしても、勉強しないような空気の流れる環境では、自分の求める100%以上の成果を出すことは非常に困難です。僕自身、当時は周りに流されやすいタイプで、その環境に流され、然るべき結果を出しました。確かに、どんな環境でも確固たる意志を持って勉強できなければならないのですが、「一生懸命勉強したい!!」と本気で思ったからこそ、そんな人達だけが集まる予備校を僕は探しました。また、その予備校が“いかに真剣か”というのは、教室やスタッフの雰囲気にも出るものだと、様々な予備校の見学を通して僕は感じました。実際、そういう予備校はとても限られているので、入学説明会などではしっかりとスタッフの雰囲気や、清掃の状態などもチェックしましょう。
◆「学費」について
上記の通り、僕は現役時に失敗し、親にとっては“無駄な出費”をさせてしまったわけです。そして、予備校の授業料というのは決して安くありません!そこで僕は、同じ過ちを繰り返さないために、下記のことを行いました。まず、予備校によって、年間の授業回数も1回の授業時間も異なります。そこで僕は、60分あたりでいくらになるのかを計算し、それが他と比較して高かったとしたら、その分を払ってまででもその予備校へ行く価値があるのか、ということまで熟慮しました。ここでもう一つ大切なのが、通常授業と夏期講習や冬期講習との関係です。「夏期講習はXX個以上とらないといけない」というような指導をする予備校もあるそうなので、前年度のサンプルを聞くなどして、ある程度の年間見積もりを出した方が懸命だと思います。月謝制度のところは安そうに見えて、一年合計するとすごく高かったり、一定額を納めれば何講座でも取れるというシステムでも、そんなにとりすぎても消化できません。見た目の数字にだまされないようにしましょう。
以上の3つのポイントを踏まえて、絶対に周りに、そして自分に言い訳ができないような予備校選びを僕は実践しました。
「ボキャブラリー暗記法」
MSA第3期 浅野 将也 僕はフラッシュカードを使いました。フラッシュカードの利点は、覚えてないものだけできることと、シャッフルできること、どこにでも携帯できること、そして、どんどん覚えたカードの数が増えていくのを目で見ることができるので気分が良くなることだと思います。そして、当然ですがカードは「作ることそれ自体」が目的ではありません。もちろん覚えることが目的です。それでは、具体的にどのように覚えたかを説明します。まず、朝起きて2時間ぶっ続けでカードチェックに入ります。自分は連続して暗記モードに入ったほうが覚えられたので、このようにしました。いったん脳ミソが暗記モードに入れば、勉強を始めたときよりも速いペースで覚えられていることに気付くはずです。確かに、理系や国立志望の人はこれだけの時間を単語だけに費やす余裕はないのかもしれません。しかし、私大文系の人がこの程度の時間を確保できないようなのであるのなら、明らかに勉強時間が足りていないのだと思います。ちょっと考えれば、2時間ほどの時間は捻出できることが分かると思います。そして、僕はカードボックスを3つ作りました。一つは100%覚えたもの、二つ目はそこそこ覚えたが瞬間的に意味がひらめかないもの、三つ目は全く覚えていないもの、といった感じです。自分は、100%以外のカードは二日に一度は必ずチェックを入れました。100%のカードは2週間に一回チェックを入れました。そして、1秒以内にひらめかないカードはボックスを移し変えます。
次にチェックの仕方について説明します。まず、10枚のカードを取り出して完璧に覚えるまで繰り返しめくりまくります。ここでいう完璧とは、カードを裏っ返しにしなくても内容が一秒以内にひらめく状態のことです。手元にある10枚が完璧になったら、次の十枚に移り同じチェックをします。そして、この作業を3セット終えたら、一気に30枚のチェックをします。そこで、完璧でないカードを再び取り出しまたチェックをします。この作業を30分以内にやります。もちろん目の前にストップウォッチを置いてやります。上記の作業を2時間の間に3セットやります。つまり、一日90枚のカードをチェックすることになります。このチェックを2週間やり続ければ、間違いなく完璧に覚えられます。
よく授業で先生がおっしゃっていますが、単熟語を知っていれば知っているだけ正確に文章を読めるようになります。もちろん、正確な構文理解も必要です。そして、単語力に絶対の自信を持てるようになれば、間違いなく入試会場でゆとりが生まれます。ぜひ、最後までボキャブラリーの重要性を忘れないでください。最後の最後、本番で最上位層との熾烈な競争をする上で「ボキャブラリー」が勝負を決めることは少なくありません。
「より効率の良い勉強を!(単語編)」
上智大学・莅戸心平(MSA第3期生) みなさんが合格に近づくために、ぜひやってほしいことがあります。それは、常に『どうすればもっと効率よく勉強できるかを意識する』ということです。誤解してほしくないのはいかに手をぬいて勉強するかを考えろということではないということです。…例えば、長文を読んでいてわからない単語に出会ったとします。そのわからない単語を覚えなくてはならないのは言うまでもないことですが…。この時にそのわからなかった単語が単語王に載っていた場合、そこにチェックをいれていってみてください。この時のポイントは×印より正の字でチェックをいれることです。こうすることで、単語王を開いた時に『あっ!あの時わからなかった単語だ』などと印象が強くなり、より覚えやすくなります!また、チェックを入れた回数が3回を越えた単語のリストをつくり、それを毎日見るようにするという方法もあります。こうすれば自分の苦手な単語だけを毎日復習することができます。そしてそのようなリスト、自分だけの苦手ノートなどは必ず後々みなさんの武器になります。「わからなかった単語にチェックをいれる」たったこの数十秒の違いだけで大きく違うと思いませんか?

